どうも、amaです(*^^*)
コロナ禍ですが皆さんは感染対策はしっかりと行われていますか?
もし、職場でコロナ陽性者が出たらどうすればいいのか…と不安に思っている方もいるのではないでしょうか?
私は特別養護老人ホームで働いているのですが、ついに職員にコロナ陽性者が出てしまい、入居者様1名もコロナ陽性が出て入院するという事態がおきました(・・;)
今はようやく落ち着き、元に戻りつつあります。
同じ高齢者施設で働いている方で、職場にコロナ陽性者が出てしまった場合、どんな対応をするのか、いつまでするのか等々、わからないことがたくさんあるのではないかと思います。
万が一コロナ陽性者が出てしまった時に、なるべく動揺せずスムーズに対応に移ることができる手助けができればいいなと思い、今回私が経験したことをお伝えします。
施設によって対応に多少の違いはあると思いますし、参考程度で見ていただけると幸いです。
発生直後の対応
もともと体調不良で数日休んでいた職員がいて、PCR検査を受けたところ陽性の結果が出たと午前中に施設に連絡がきました。
すぐに、その時出勤していた職員と入居者様全員抗原検査をし、全員陰性でした。
念のため、その後はガウンやフェイスガード着用などの感染対策をしながら業務を行い1日が終わりました。
次の日、全員PCR検査をすると、入居者様1名から陽性反応がでてしまい緊急入院…
保健所の方々が来ることになり、対応状況の確認などを行うことに。
そして、職員が1人濃厚接触者となり数日間の自宅待機となってしまい、計2名の職員が不在となる中、感染対策をしながら残った職員で業務にあたることに…
地獄はここから始まりました(-_-;)
感染対策しつつ業務を行う
施設長や管理者と対応方法を検討し、下記のような対応をすることに。
- 入居者様は全員個室対応
- 入居者様の個室に入る際はガウン、マスク、ギャザーキャップ、フェイスガード、プラスチックグローブを着用し、出るときは個室の中で全部脱いで小さい袋に入れてゴミ箱に入れる
- 食事の時は食器は使わず、紙コップや紙の皿、プラスチックの弁当箱を使って提供する
- トイレは個室にポータブルトイレを置き、それを使う。使った後は消毒する
- ゴミはポリ袋にまとめ、いっぱいになったらその日の日付を書いて保管し、3日後に捨てる
- 食事介助、排泄介助の時も個室に入るときと同じようにガウン~プラスチックグローブ着用する
- 職員は出勤したら抗原検査をしてから業務に入る
だいたいこんな感じです。
私の働いている施設は8階建てで、コロナが出てしまったのは3階です。
ガウン、プラスチックグローブなどの感染対策に使う物品や、排泄介助などで使うパットやオムツ、ゴミ袋などは電話で事務所に頼み、エレベーターで送ってもらっていました。
一番大変だったのは、個室に入るたびにガウンなどを着用しなければならないことでしたね。
寝たきりの方だったらまだいいのですが、動ける方で手助けが必要な時に、すぐに応対に入れなかったり、脱いで部屋を出たらまたすぐ手助けが必要になり、すぐにまた着用して部屋に入ったり…
他の階層から応援をもらうこともできないため、残った職員でどうにかしないとならず、連勤が続き心も体もボロボロ…
上司によって言うことが異なり、「やらなくて大丈夫」と言われたことも、数分後には「やっぱりやって」と言われたり…
そんな地獄の日々を何とか耐え抜き、10日ほどで通常の業務に戻ることができました。
まとめ
今回の経験を通して、皆さんにお伝えしたいことは
- もしもコロナが出てしまったときに、どんな対応をしなければならないかを、しっかりと具体的に考えておく
- 上司の方々の考えを統一しておく
- 感染対策をしつつ業務をして頑張っている職員の人たちに差し入れをする
1と2は関連しているのですが、「この対応をする」となっていたのに、次の日には「こっちの対応をする」みたいな感じで上司によって意見が違くて現場が混乱したのも結構大変でした。
なので、上司の人達で食事はこの対応をする、排泄の対応はこうする、など具体的に決めておき、実際にコロナが出てしまったときにすぐに対応できる、わかりやすいマニュアルを作っておくといいのではないかと思います。
3に関しては、別になくてもいいとは思います。
なのですが、今回の件は私が今まで働いてきた中で1番しんどかったのに、なんで差し入れの1つもないんだろうとマジで思ってしまいました。
一緒に頑張っていた職員もみんな疲れ切った顔をしてましたし…
差し入れなどがあれば、しんどくても頑張ろうと思えたりすると思うので、是非やってほしいです。
また、今回の件を通して、上司の意見の統一性のなさや施設全体的な対応に不満を覚えたので、辞めようか検討してます。(笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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