現役介護職が思う、家族や大切な人に伝えておいてほしいたった1つのこと

介護

どうも、amaです!(^^)!

皆さんは、将来に何か不安なことはありますか?

お金、仕事、健康など、人によって様々な不安や悩みがあると思います。

私は介護福祉士をしていて、元気な方や寝たきりの方など、たくさんの高齢者の方々を見てきました。

その中で、こんな不安を持つようになりました。それは・・・

「私も将来寝たきりの状態になったらどうしよう」というものです。

そこで経験も踏まえて考えたのが、タイトルにもあることです。

ずばりそれは、「延命治療をするかどうかを家族や大切な人に伝えておくこと」です。

どういうこと?と思われる方もいると思いますので、詳しく説明していきたいと思います。


寝たきりになってからでは遅い

冒頭でも伝えましたが、延命治療をするかどうかを話しておくことは、とても大切なことだと個人的には考えています。

なぜなら、人生何が起きるかわからないからです。

どんなに健康に気をつけていたとしても、事故にあってケガをしてしまうかもしれないし、病気になってしまう可能性もあります。

仮に事故やケガで寝たきりの状態になってしまったとしても、食事がとれて、会話もでき意思の疎通ができるのであればいいのですが、今までの経験上、寝たきりの状態の方は話せなかったりして意思の疎通が困難な場合が多いと感じています。

食事がとれなくなると、胃ろうを造設される方が多いです。(胃ろうとは、超簡単に言うとお腹に小さな穴を開けてチューブを通して胃に直接栄養を流すものです)

そうなると、言葉も話せず自分で身動きもとれず何年もその状態で生活することになります。

私はできることなら周りに迷惑をかけずに生きたいと考える人間なので、もしも上記のような状態になるのであれば、胃ろうなどの延命治療はせず自然のままにしてほしいと思っています。このことは家族に話しています。

この記事を読んだ方も、是非家族や大切な人ともしも上記のような状態になってしまったときに、どうしてほしいかを話し合ってほしいと強く思います。

仮に寝たきりで意思の疎通もできない状態では生きたいと思っていない方が、家族の希望で胃ろうを造設したとして、その方は何年もその状態で生き続けなければなりません。正直、これは生き地獄だと私は思います。

基本的に家族の方は生きてほしいと思うため延命治療をしてほしいと考えると思います。経験上、このような状態になると胃ろうの造設をお願いする家族がほとんどです。

そのため、自分ならどうしてほしいのかをしっかりと家族間で話し合っておくことで、最期まで自分らしく生きていけるのだと私は思います。


まとめ

  • 将来、もしも自分が寝たきりになり、食事もできない、意思の疎通もできない状態になってしまったらどうしてほしいかを考える。
  • そのことを、家族や大切な人と話し合う。

以上となります。ここまで読んでくださりありがとうございました!

読んでくれた方に、少しでも何か考えるキッカケができれば幸いです(*^^*)

 

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